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DELL抜き、Acerが売上台数No.2へ。 [時事問題:経済]

最近のPC市場では、1位のHPをDELLがサービスで猛追していたのですが、最近サポートも悪くなりシェアを伸ばすことができない状況が続いています。
日本のサポートを全部日本で行っていた事で伸ばしていた日本のシェアも、海外移転したお陰でイメージダウンは特にすごかったようです。
リピータ率NO.1と言われた企業が、今は姿も無いですね。
そんな中、去年ASUSが発売した100円PCという名前で火がついたUMPC(ネットブック)でシェアを伸ばしているAcerがDELLを抜いたようです!

世界PC市場でAcerがDellを抜く 低価格ノートPC人気で<10月15日 ITmedia News>
第3四半期の世界PC市場で、台湾のAcerが米Dellを抜いて2位に躍り出た。米調査会社Gartnerが報告した。
Gartnerによると、同四半期の世界PC出荷台数は8090万台で、前年同期から0.5%増加した。5.6%減という同社の予測を上回る結果となった。
また前期比では18%増で、これまでの第2~第3四半期にかけての伸び率を上回ったとしている。低価格ノートPCの人気でコンシューマーPC市場が引き続き伸びているという。
ベンダー別では依然として米Hewlett-Packard(HP)が首位で、19.9%のシェアを占めた。低価格ノートPCの人気でAcerが躍進し、出荷台数を23.6%拡大して、Dellを抜いて2位になった。Dellは3位に転落した。
米国のPC出荷台数は1780万台で前年同期比3.9%増。新学期商戦でコンシューマー向けモバイルPCが好調だったという。ベンダー別ではDellが首位を維持したが、出荷台数は減少している。
EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域は出荷台数が10.1%減、日本は15.1%減と不調が続いており、ラテンアメリカも3.9%減となった。アジア太平洋地域は中国と東南アジアの新興国市場が好調で、16.1%増だった。
Gartnerのアナリストは、10月22日に迫ったWindows 7のリリースはPC販売に大きく影響しないだろうが、発売前後の在庫調整が出荷台数に影響する可能性はあるとしている。
「最近OSのリリースはPC市場の成長要因になっていないが、景気回復が期待されていることやハード買い換えが延期されてきたことから、Windows 7の発売のタイミングは業界にプラスになる。
同OSのリリースで、年末商戦期には消費者や小規模企業のハード買い換えへの関心が再び盛り上がるだろう。法人市場で同OSの採用が増えるのは2010年後半以上になる見通しだ」


UMPCがメインのメーカーが低価格戦略でイメージアップを図っていますが、まだまだほかのメーカーにものびしろがあるはずなので頑張ってほしいものですね。
何より、Windows7に乗り換えを予定している消費者は70%以上いるというデータもある中、ここで一気にブランドイメージと価格で自社ブランド商品を訴求することができれば、どこの企業にもチャンスがあると言えるでしょう。
デフレが続く世界情勢では、価格の訴求力が一番大きなものとなってはいますが、やはりサポート等に手を抜けば、HPやAcerも今回のDELLのような落ち方をすることも考えられるのです。
もちろん、他企業がサポートに力を入れたらの話ですが・・・
悪かろう安かろうだけで、社会が回ることのないようにしてほしいものですね。
しのぎを削りあうのが資本主義社会のメリットです。良くても高いものが淘汰される社会では、むしろ悪いほうにしか資本主義社会は失敗したとの評価が下されるかもしれません。











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