SSブログ

鳩山中国に譲歩、東シナ海ガス田問題で。 [時事問題:政治]

日本の首相はまだ福田首相のままだったのかと疑いたくなります。

外交とは、自国と他国が常にトレードオフの関係にあることを意識しなくてはいけません。
win-winの関係を探すことなどは、ナンセンスなのです。
国益を譲るのであれば、その契約において何らかの国益を得る必要があるのです。
日本人は外交下手だと言われるのは、ここで自分が譲れば、他の部分で相手が譲ってくれるだろうと言う"察する"事を期待するからなのです。
そんな中、岡田外相は、中国や韓国に対し外交の基本を実践していました。
所が、恐ろしいニュースが飛び込んできたのです。

日中首脳会談 成果の裏に日本側の大幅譲歩 「白樺」出資は3分の1以下見通し<6月1日 産経新聞>
31日に行われた鳩山由紀夫首相と温家宝中国首相の首脳会談は友好ムード演出に腐心し、東シナ海のガス田共同開発問題で中国が条約交渉入りに同意するなど成果が並んだ。だが、中国が早期開発を目指す「白樺(しらかば)」ガス田(中国名・春暁)などで日本側が事前交渉で大幅な譲歩案を示し、これに中国側が飛びついたにすぎない。両政府は局長級協議を近く開始する方針だが、日本の出資比率は最大で3分の1以下に抑えられる可能性が高い。
温首相「総理から『日本は今が一番いい季節だ』と聞いた」
鳩山首相「短い滞在ですが、新緑の日本を味わっていただければと思います」
31日の首脳会談は、和やかなやりとりから始まり、ガス田共同開発問題も温首相が「できるだけ早急に交渉を開始したい」と切り出した。「東シナ海を平和、協力、友好の海にするための合意を実施に移したい」とわざわざ鳩山首相の言葉を引用してみせるなど、“気配り”も忘れなかった。
これまでの交渉で、中国側は、先行開発したガス田「白樺」について、5対5の対等条件での開発とした他のガス田と異なり、共同開発の対象外と明確にするように強硬に要求してきた。
白樺は東シナ海のガス田で最大の埋蔵量が見込まれており、中国側はすでに商業都市の上海につなぐパイプラインの敷設を進めているからだ。出資比率などの条件面が有利に進めば、中国側のメリットは大きい。
結局、日本政府は3月に過去の交渉経緯などを精査した上で、白樺と他の共同開発を切り分ける対処方針を決定。これを受け、中国政府は5月上旬に非公式の局長級協議、5月中旬に外相会談に応じるなどじわじわと態度を軟化した。温首相のにこやかな対応は、日本政府の譲歩に対する謝意だと言えなくもない。
外務省幹部は「白樺の出資比率について中国側と合意はない」と説明するが、他の共同開発と「出資」との線引きを明確にしたことにより、交渉は中国側に有利に進む見通しだ。日中関係筋は中国企業2社がすでに開発を手がけていることを挙げ、「日本の出資比率は単独で2社を超えない3分の1以下となるはずだ」との見方を示している。(赤地真志帆)


今回のガス田で大きな問題は、中国が日本との境界線上になんらかの施設を建設する事なのです。
従って、ただの出資という合意となれば、それはなんら問題解決しているとは言えないのです。

売国親子の福田首相が政権から去ったはずでした。
岡田外相による日本では数十年ぶりかと思われるまともな外交活動により、正常な議論が進んでいるかと思われた矢先での出来事です。
民主党政権の鳩山首相が、岡田外相の外交活動を全て無に帰す話し合いを行ってしまったようです。

要約すれば以下のようになります。
"少しだけお小遣いをくれるなら、利権も制空権もくれてやる。"
非常に騙されやすい人が、某なんとか建託に少しのお金を貰いリスクだけ背負って土地を明け渡してしまうケイスに似ていますね。
鳩山首相には、早急な被保佐人の審判が必要です。

外交も内政も上手で無い小沢ー鳩山には、今すぐ退陣して前原ー岡田に席を譲って欲しいものです。


ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 尾田 栄一郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/06/04
  • メディア: コミック



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。