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テロと略奪、中国漁船衝突事件 [時事問題:世界]

テロリズムには大きく分けて二種類の意味があります。
政治目的という意味では一致するのですが、それは能動的なものと受動的なものです。
能動的なものとは、侵略や略奪を意味します。
受動的なものとは、防衛のためです。

テロは世界中で否定されることで一致していますが、武力以外での解決法が無い場合もあるのです。
仮に100万人が虐げられ、そして死んで行ったとしても、なんら反論の余地は無いのでしょうか。
大海を隔てた交換可能性のない、全く違う人種に虐げられていたとしても、残念ながら死を待つほかないのでしょうか。
むしろ後者のテロリストたちは、被害者だと言っても過言ではありません。

しかし、前者の能動的なものとなれば話は変わります。
過去列強といわれる多くの国では、他国に対する各種パワーによって侵略や略奪を繰り返してきました。
今回の事件は、このような能動的なテロリズムが起こした事件だったのではないでしょうか。
その事件は、日本の領土侵犯し、更には日本の巡視船に体当たりをするという暴挙に出た中国が、日本の領土を中国のものだと言うために各種パワーを使っていることです。
これは侵略という意味でのテロリズムを意味します。
その事件の船長は、中国で英雄として迎え入れられたようです。

一方、日本国内では非常に残念な事件が起こりました。
被選挙権が抑圧され、国際世論にまで反する政治家しかいない日本の政治に対して他に選択の余地が無く暴挙に出てしまったのです。

首相官邸近くで刃物所持=中国人船長釈放で「政府に抗議」―男を現行犯逮捕・警視庁<時事通信 9月25日>
東京都千代田区永田町の首相官邸近くの路上で、手提げかばんの中に包丁を所持していたとして、警視庁麹町署は25日、銃刀法違反容疑で、大阪市中央区法円坂、自称無職渡辺正樹容疑者(32)を現行犯逮捕した。
同署によると、容疑を認め、「尖閣諸島の問題で政府に文句があった」と供述しているという。
逮捕容疑は同日午前10時ごろ、同町の歩道で、布製手提げかばんの中に文化包丁(刃渡り約17.5センチ)を所持した疑い。


中国の侵略的テロリストに対して日本の検察は、高度な政治的判断に配慮し開放しました。
さて、日本の防衛的テロリストに対しては、どのような判断が下されるのでしょうかね。

テロには屈しないという国際世論や国内世論に真っ向から反した今回の検察の判断。
如何なる結末が待っているのでしょうかね。


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