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給食未納額26億円へ [時事問題:地方]

子供手当を使えばいいのに、どうせ全員支払う必要があるお金ですよね。
ぱちんこや旅行や貯金に使われてる子供手当を、何故こちらに補てんできないんでしょうかね。
更に増やすとか言っていますが、何を考えているのでしょう。

給食費未納額26億円 4年前より4億円増<産経新聞 12月1日(水)>
学校給食を実施している全国の公立小中学校で平成21年度、給食費の未納総額が約26億円だったと推計されることが30日、文部科学省の調査で分かった。
4年前の17年度調査より約4億円増えており、未納者が在籍する学校割合も11.8ポイント増の55.4%。未納者自体も増えているとみられる。
17年度調査では全児童・生徒を対象として行われたが、今回は全国約2万9千校のうち610校を抽出して行われた。対象児童生徒数は約21万7千人。
対象校の給食費総額は99億円で、うち未納は0.6%に当たる約6千万円。この割合を基に全国的な未納額などを推計した。
未納の原因は「保護者の経済的問題」が43.7%に上り、前回より10.6ポイント増加。「保護者の責任感や規範意識の問題」は、6.6ポイント下がったものの53.4%を占めた。
文科省では、保護者の規範意識にも依然、問題があるとみている。
給食費滞納をめぐっては、文科省が、子ども手当の受給と給食費の引き落としを同一口座にするよう保護者に呼び掛けるべきだとして都道府県教委などに通知した経緯もある。


もちろん、現金を手元に配ることで需要喚起するという意味合いもあるのでしょうが、デフレ化では意味が薄いことは指摘されているとおりです。
少なくとも13億円が保護者の責任感や規範意識の問題であることを考えると、強制的に支払わせる以外ないでしょう。

そもそも人間はずるい生き物で、自分には非常に優しくできています。
日本人は非常に小さなコミュニティで生きているため、他人と違うことが恐れとなるのです。
しかし、セカイが広がりコミュニティが大きくなるにつれ、他人と違う事よりも個にこだわる人が多くなっているのも事実です。
従って、恥の精神が忘れられている現代社会においては、支払わなくても不利益が無い給食費を支払う意味を感じない人が増えるのも当然です。
サービスに対する対価を支払わない以上、サービスを提供しなければ良いのですが、小さな公共団体においてはそのような事を考えることがタブー視されているようです。
そのため、大きな公共団体である政府が、全員に給付する子ども手当を給食費に充てるか、保護者が給食費を納めなかった生徒においては給食の提供を差し止めるようにすべきなのです。



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