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言葉狩りか、当然か、鉢呂吉雄経済産業相辞任へ。 [時事問題:政治]

※ブログへの攻撃が止むまでおとなしくしています。

鉢呂氏の失言から1日で辞任となりました。
総務省下部組織の、既存メディアをまず何とかしないと・・・。

むしろメディアが政局にしたにもかかわらず、失言が原因だと言っていますね。

「謝罪決着」困難…首相、経産相に自ら引導?<読売新聞 9月11日(日)>
野田内閣が発足早々に直面した鉢呂吉雄経済産業相の不適切発言問題は、鉢呂氏の辞任でひとまず決着した。
高支持率でスタートした野田内閣だけに、世論の反発への機敏な対処を重視せざるを得なかったものだ。13日召集の臨時国会を前に、野党との対立を長引かせるのは、今後の与野党協議に大きなマイナスになるとの判断もあったようだ。
問題行動が明るみに出てから、わずか1日での辞任劇だった。
「内閣が発足した直後に大変ご迷惑をおかけする」
鉢呂氏は10日夜の首相との会談で、こう謝罪の言葉を述べた。
鉢呂氏が記者会見で、福島第一原発周辺の自治体の印象を「死のまち」と表現したのは9日午前。首相は素早く発言の撤回と謝罪を指示し、首相官邸はこれで幕引きできると信じていた。
だが、9日深夜、鉢呂氏に新たな問題行動が発覚すると、首相官邸側の空気は微妙に変化した。防災服の袖を記者にこすりつけるしぐさをして、「ほら、放射能」と発言したことは、閣僚とは思えない軽率な振る舞いで、進退問題への発展を憂慮する声が出始めた。
政府・与党内では、民主党の輿石幹事長らを中心に「辞めるよう求めている幹部はいない」(党幹部)とし、首相の厳重注意で決着を図ろうとする動きもあった。重要閣僚の辞任による政権への打撃を懸念したためだが、首相の判断は違った。
首相は政権発足以来、原発事故の収束を政権の最優先課題と位置づけてきた。8日に福島県庁を訪れた際、「福島の再生なくして、元気な日本の再生はないという気持ちを知事と共有したい」と述べ、佐藤雄平知事に鉢呂氏らを紹介した。その閣僚から飛び出した問題発言を看過すれば、被災地はもとより、世論にも政権の姿勢に強い疑念を抱かれるのは避けられないからだ。
10日昼、首相が視察先の宮城県気仙沼市で、「(鉢呂氏の)真意を確かめたい」と発言したのは、すでに謝罪などで決着させるのは難しいと判断していたからだとみられる。
野党の強硬姿勢も、首相の判断に影響したのは確実だ。自民党の石破政調会長は10日午前、野党が多数を占める参院で、鉢呂氏に対する問責決議案の提出を辞さない構えをみせた。公明党幹部も「辞任しないと収まらない」と強調していた。
鉢呂氏の進退をめぐり、臨時国会の冒頭から自民、公明両党と全面対決すれば、菅前首相の退陣で障害が取り除かれた与野党協調への道は閉ざされる。首相が目指す、東日本大震災の復興対策、復興財源確保などでの税制改正、経済対策の3テーマによる実務者協議の構想も頓挫する。
「ねじれ国会」の下、鉢呂氏を続投させれば、与野党の激しい対立で政策実行の基盤を欠いた「菅内閣の二の舞いになる」(民主党参院議員)のは必至だ。輿石氏らの判断とは別に、党内には「続投すればするだけ、ダメージが続く。早くやめてもらった方がいい」(政務三役の1人)などとの声が広がっていた。
辞任は鉢呂氏からの申し出によるものだったとされる。ただ、党内では、10日午後まで続投に意欲を見せていた鉢呂氏が「変心」したのは、首相が事実上、引導を渡したのではないか、との見方も出ている。


政治家が政局に言葉狩りを持ってくるのは、まともに取材する能力のない総務省下部組織の既存メディアが揚げ足取りばかりしている為です。
既存メディアが挙って揚げ足取りばかりしていると、政治家はその対策以外に身動きがとれなくなります。
特に、野党に記者会見があればすぐに揚げ足取りについての質問ばかりです。
パフォーマンスでも、その揚げ足取りについて質問せざるを得なくなるのも事実です。
残念ながら、既存メディアは報道なんて行う気がないため、揚げ足取りをする政治家以外取り上げないのです。

今回問題になったのは、放射能汚染で人っ子ひとり居ないのは「死の町のようだ。」という発言と、総務省下部組織の天下り団体の一員が「放射能が付いたままですか?」なんて馬鹿な挑発をして、それに対して返された、「放射能をつけたぞ」です。

特に前者は死の町という発言だけを取り上げるのは、ただの揚げ足取りです。
後者に至っては、マッチポンプじゃないですか!
しかも、全くテレビで話している姿を報道していません。

あえて読売をひきましたが、完全に揚げ足取りは棚の上です。

総務省下部組織の既存メディアが政治腐敗を産み、政治腐敗がさらなる天下り団体を増やす。
デフレスパイラルよりこちらのスパイラルのほうが問題です。
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