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新司法試験、慶応教授問題漏洩。 [時事問題:未分類]

明日は、法科大学院センター適性試験です。ロー目指している人たちがんばりましょう。

さて、今日もマイペースで行きましょう♪

今朝起きてすぐに新聞を取り込みますと、珍しく読売の一面トップに新司法試験のニュースが取り上げられていました。

<6月23日読売新聞一面より>


法科大学院の修了生を対象とした先月実施された今年度の新司法試験で、出題と採点を担当する「選考委員」を務める慶応大学法科大学院の植村栄治教授(行政法教授)が、今年2~3月、同大学院の学生相手に答案作成の練習会を開いた上、実際の試験問題と類似した論点を説明していた事が22日、分かった。上村教授は読売新聞の取材に、「問題を漏洩する意図はなかったが、軽率だった。」と事実関係を認めており、法務省も同教授から事情を聞くなど調査を始めた。


個人的には今更感があふれているわけですが・・・やっと公になったかといったところです。

数週間前から植村教授の情報漏えいはネット上で騒がれており、他にも有名大学の数名の教授の名前が挙がっています。

大昔から言われていることですが、国家資格の問題作成などを行っている教授等は、情報漏えいを行える状況にあります。

過去の例では、証言はあったものの証拠を残していないこと、発言力のある教授だったからかはわかりませんが、立ち消えしていたようです。最近も公認会計士試験の問題が流出が噂になりましたが、結局ニュースにはなりませんでした。医師国家試験に至っては、漏洩が半公然と認められているという噂すらあります。それでもニュースとはなりません。しかし今回、新司法試験の漏洩を行った植村教授はご丁寧にも講義終了後、今日やった部分を重点的に勉強しておけとのメールを打っていたようです。そのメールを学生がブログにアップしてしまったのでさぁ大変(笑)

必死に証拠を消そうと尽力したようですが、ネットにはキャッシュというものがあり、有志によりばっちりと保存され、証拠としてインターネット上を飛び回りました。そのため、なかったことにはできなかったようです。

権力にひれ伏すだけのテレビ局や新聞社の名前だけの似非ジャーナリスト共が何もしないので、ネット社会の小さなジャーナリスト達が頑張ってくれたおかげだといえるでしょうか。もちろん興味本位だ、と言う批判もあるでしょうが、今回は不正を明らかにする事に大きな影響を与えたのは大変大きな事です。

そもそも、試験を受ける生徒と強いつながりを持つ大学教授や、専門学校の講師に試験を作らせる事に問題があることは明白ですが、なかなか改善されませんね。

米国では、全うな社会人は、同業他社と食事するときですら弁護士を同席させると言います。日本人はその点において、法意識に希薄でありますから、簡単に漏洩が起きてしまうわけです。

法学部の教授がこれなのですから、笑えませんがね。

ロースクール目指している私としては、この先、試験の方向が気になります。


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コメント 3

ようこ

東京大学法学部卒の行政法教授がまたまた不正をやらかしましたね~。東大経済学部のミラーマン植草も痴漢でつかまったし、東大法学部の憲法教授も痴漢して捕まったし、犯罪大学東大はボロボロですねえ。もう東大なんて解体したほうがいいよ。ウエクサでなくて植村教授は大富豪の孫だそうで、事前に問題を漏らすことは犯罪だよ。そんなことも知らないで行政法を教えていたのにはあきれた!
by ようこ (2007-06-30 08:58) 

Reveryearth

>>ようこさん
お初です。本当におっしゃるとおりですね。
伝統的に不正を行うことが常態化している東大法と慶応経はさっさと潰した方がいいです。

しかし、また第二、第三の東大法や慶応経が生まれるだけでいたちごっこなきもしますが・・・権力を持つ人間の心荒む事川の如。
by Reveryearth (2007-06-30 21:52) 

開示請求

はじめまして。開示請求と申します。

慶應法科大学院新司法試験問題漏えい事件は8月3日の考査委員調査結果を受けて新司法試験受験生の間では収束ムードが漂っています。

司法試験委員会は、考査委員規範を作成し、慶應ローは再発防止策を法務省に提出するそうです。しかし、これだけの騒ぎになってその程度の措置しか講じないのであれば、漏えいのやり得になってしまいます。

法務省、文部科学省の官僚は全く本件を解決する意思がありません。
それに対して、私は、民主党の力をお借りて情報公開請求し、霞ヶ関に
圧力をかけています。

更に、他の新司法試験受験生有志は、署名活動で法務省に対し圧力を
かけています。

>>
植村教授の行った新司法試験の出題内容の漏洩について、法務省が行
った調査に不服のある受験生有志が、
本件を調査する第三者委員会の設立と是正措置の要否に関する再検討
を求めて、署名活動を展開しています。
この署名活動には、先に植村教授を刑事告発した樺島正法弁護士が、署名の取りまとめ役として活動を支援しています。
まとめサイト
http://www34.atwiki.jp/vipepper/
署名用紙はこちら
http://keio-ls.ath.cx/upld/file/file018.doc
上記趣旨に賛同していただける場合は
司法の廉潔を守るために9月3日までに是非とも署名をお願いします
<<

署名は署名用紙に記載されている通り、植村氏を刑事告発した樺島正法
弁護士宛に郵送すればいいだけなので、得たいの知れ無い第三者に個
人情報がわたることは有り得ません。

本件の性格は、基本的には、司法の信頼という公益にいきつき、根本解
決を図るには、政治家と官僚の力が必要です。そして、政治家と官僚を
動かすには受験生にとどまらず一般市民の関心の高さが不可欠です。

情報公開請求は1人でもできます。しかし、署名は、数が必要です。
何卒、署名活動にご協力頂けるようよろしくお願い申し上げます。

なお、私個人は、25名の署名を集めて樺島弁護士宛に既に郵送しまし
た。
by 開示請求 (2007-08-21 09:49) 

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