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ヤミ専従問題、二重の隠蔽か。 [時事問題:政治]

公務員は、基本的に就業時間中に労働組合活動を行うことを許していません。
従って労働組合活動を行うには、徹底した手続きが必要とされます。
そして、特に組合幹部が、就業時間中に適法な手続きを取らない労働組合活動を行うことをヤミ専従といいます。
この違法行為を、最近はじめて聞いた方も多い事でしょう。

農水省は、ヤミ専従を行っていたにも関わらず、税金から勝手に賃金を支払い、挙句にやみ専従など無かったと言い張る最早人間としても風上に置けない犯罪を犯していました。
この問題が大きくなるにつれて、更なる隠蔽問題が明らかになったのです。

昨年4月以前にも調査 農水省、ヤミ専従疑惑で40人<4月8日 産経新聞>
農林水産省が昨年4月、職員の違法な労働組合活動「ヤミ専従」を隠していた疑惑で、農水省が4月以前にも職員40人についてヤミ専従の疑いを調査で確認していたことが分かった。農水省はこうした事実を公表していなかった。
農水省はこれまで、昨年3月17日に人事院へヤミ専従疑惑を告発するメールが届いたことをきっかけとして、翌4月に調査を実施したと説明してきた。調査では142人に疑いを確認したが、最終的に疑いのある職員はいなかったと結論づけたため、「ヤミ専従隠し」と批判されてきた。
農水省によると、実際には、この142人のうち33人については、前月の3月に行った調査で疑惑があることを確認していた。
告発メールは千葉と栃木農政事務所を名指していたことから、同省秘書課はメール直後の3月18日に、両出先機関を管轄する関東農政局(さいたま市)に調査を指示。調査の結果、管内の33人に疑いがあることが判明した。


ヤミ専従は0件だった言っていたにも拘らず、調査を行ったとされる以前にも既にヤミ専従の疑いがある人間が多数いたことが確認されていたのです。
しかも、秘書課に罪を擦り付けるような発言。
そしてまたもや、"匿名"です。
私もたびたびblogで取り上げており、ひろゆき氏もblogで問題提起して話題になっていますが、インターネット掲示板の匿名は許されて、企業や官僚は匿名なんですよね。
犯罪犯しても名前が出ないのは、いい身分ですね(笑)

そもそも組合活動をやりたいのなら、身分保障をさっさと撤回しろと。
全公務員に対して、身分保障等と言う制度が未だに残っているのが問題なのですよね。
せめて、自己責任による問題を起こしたら、即解雇の上その後5年間は公務員になれない程度の法律はあってよい。
大量殺人事件ともいえるフィブリノゲン問題や、振り込め詐欺など比にならないほどの大型詐欺事件である年金問題でも、誰一人処罰されない恐ろしさなのです。

大量殺人を行った人間が、税金から数十億ものお金を賃金として受け取るという現状でよいのでしょうか。
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