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野党自民党、総裁決定!派閥政治脱却は果たされるか・・・ [時事問題:政治]

衆院総選挙の結果を受けて、初めて野党としての自民党を支えて行く総裁選が終了し、党四役が決まりました。

<自民総裁選>谷垣氏が新総裁に 2氏を圧倒<9月28日 毎日新聞>
自民党は28日、党本部で麻生太郎前首相の後継を決める総裁選挙を実施した。
谷垣禎一元財務相(64)が党所属国会議員票120票、党員投票に基づく地方票180票の計300票を獲得し、両院議員総会を経て第24代総裁に選出された。
「野党自民党総裁」は1993年の河野洋平氏(前衆院議長)以来2人目。
谷垣氏は会見で、「影の内閣」や総裁直轄の「政権構想会議」(仮称)を設け、政権奪還を目指す考えを鮮明にした。【坂口裕彦】
谷垣氏の得票は議員票、党員票とも6割に達した。財務相や党政調会長を歴任した経験・実績に加え、選挙戦で訴えた「挙党体制の確立」が信任を得たといえる。
焦点の党役員人事については会見で「適材適所で指名する。今晩ゆっくり考えて結論を出したい」と述べ、29日に新執行部を発足させる意向を示した。
幹事長にはベテランを起用する方向だ。
谷垣氏は10月の参院神奈川、静岡両補選や来年の参院選に向け、党勢立て直しを待ったなしで求められる。
両院議員総会のあいさつでは党所属国会議員に「みんなでやろうぜ」と協力を求めた。
また、会見で「47都道府県に分け入り、地方の声や痛みに耳を傾ける」と述べ、地方組織の再建にも意欲を示した。
派閥政治を厳しく批判した河野氏は党員票では善戦したものの、過激な発言が敬遠された面もあり、議員票は最下位に甘んじた。
河野氏は「完敗だ。自民党の再建のためにしっかり頑張りたい」と語った。西村氏は議員票では河野氏を上回ったが党員票で伸び悩んだ。
西村氏は「準備不足、力量不足だった。自民党が変わったというイメージを作ってほしい」と谷垣氏にエールを送った。
谷垣氏は衆院京都5区選出で当選10回。06年総裁選にも立候補したが安倍晋三元首相に敗れた。新総裁の任期は12年9月までの3年。


総裁選は、悲壮感に包まれており、永久与党としての党員だった自民党員らは、投票に非常に消極的だったようです。
議員票は、まったく理解していないかのごとく、派閥政治推進派の谷垣氏がほとんどの票を集める結果になりました。
衆議院選の敗因の一つである派閥政治は、見事に守られることになりました。

そんな中の四役指名だったのですが、幹事長=河野氏、総務会長=西村氏とかなら挙党一致体制だともいえるかもしれませんが・・・・

幹事長に大島氏=石破政調、田野瀬総務、川崎国対-自民<9月29日 時事通信>
自民党の谷垣禎一総裁は29日、党役員人事について、幹事長に大島理森国対委員長(63)を起用する意向を固めた。
総務会長には田野瀬良太郎氏(65)、政調会長は石破茂前農水相(52)を起用する。国対委員長は川崎二郎元厚生労働相(61)が就く。
役員人事は同日の臨時総務会で了承される。 


【残念です。】

よりによってもおwwおwwしwwまwwww
一時期は挙党体制なんて言っていましたが、結局派閥=挙党体制だと言う意味だったようですね。
ゆり戻しから次回の衆院選では自民党にも少しは有利な風が吹くでしょう。
しかし、自民党が変わる気がないのであれば、最早つぶれる以外の道は残されていないでしょう。
来年の参院選で勝つ意思もないようですしね。
結局老害達は、派閥の論理以外行動原理にする事が出来ないようです。
さっさと森を追い出し、世代交代を完成させることでしか自民党が変わることは出来ない事が証明されましたね。

河野が集めた議員を連れて、みんなの党あたりに合流してくれたら面白いのですが・・・・
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