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北朝鮮、六カ国協議復帰示唆。 [時事問題:世界]

六カ国協議を拒否し続け、米朝協議以外受ける気がないと言い続けてきた北朝鮮の興味深いニュースが飛び込んできました。

金総書記、6カ国協議「米朝」進展なら復帰も 中国首相に表明 <日経新聞 10月5日>
【北京=佐藤賢】6日の中国国営の新華社によると、北朝鮮の金正日総書記は5日夜、中国の温家宝首相と会談、核問題への対応について「米朝協議の状況を見て(核問題を巡る)6カ国協議を含む多国間対話を行いたい」と述べた。
米国との2国間交渉が進展すれば、6カ国協議に復帰する用意があると表明したものだ。4月に6カ国協議離脱を表明した北朝鮮が復帰の可能性を明言したのは初めて。
核放棄に取り組む姿勢もアピールし「朝鮮半島の非核化は故金日成主席の遺訓で、実現に尽力する目標は変わりない」と強調。
そのうえで「米国との2国間協議を通じて米朝の敵対関係は平和的関係に変わらなければならない」と主張した。
金総書記は9月18日、中国の戴秉国国務委員との会談で「2国間と多国間の対話を通じて問題を解決したい」と述べたが、多国間対話に6カ国協議を含めるのかどうかは明らかにしていなかった。
協議再開を求める関係国に一歩歩み寄る姿勢を見せつつ、米朝間の交渉先行を求める姿勢も明示した。 (10:40)


北朝鮮が、米朝協議以外を受ける可能性を示唆したことは大きなニュースです。
しかし、ブッシュが行ったような、テロ支援国家指定解除に核保有を前提とした六カ国協議復帰であれば意味が無いのです。
もちろん、米朝協議では進展が無い事を感じた北朝鮮が、米国から何らかの見返りを求める為の人参をぶら下げてきたのか、少しでも優位な立場での六カ国協議復帰を狙っているのかはわかりませんが・・・
少なくとも何らかの狙いがあることは間違いないでしょう。
ここで、オバマ氏の手腕が見れますね!
六カ国協議では、拉致問題と核問題には触れない事等を約束しないことを祈りながら成り行きを見守りましょう。

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