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大晦日です。2009年今年もありがとうございました。 [人間思考思索]

さて、2009年も残すところあと数時間となりました。
インターネットのアンケートに回答する人の中で取った統計では、9割の人が家で過ごすそうです。
私もおそらく家で過ごすことになります。

来年も良い年になればいいなぁ。

そんなわけで、最近のメディアに捧ぐメッセージを書いて今年最後のエントリーとします。


"カゴの中の鳥"

社会規則を構築した人々はこう言います。

「あなたは、カゴを打ち破る必要があり、また、その力がある。
故に、カゴを打ち破らなくてはならない。」

しかし、そのうち破ったカゴが、更に大きなカゴの一部だと言う事はまれではありません。
捕われる枠を打ち破ることが出来たとしても、別の枠に捕われるだけだという考え方も出来るのです。

社会規則として、反論の余地を持たない正論ほど恐ろしい物はありません。

例えばあなたは、大きな平面上の空間から飛び出した立体に属しているかもしれないのです。
立体を打ち破り、平面上に飛び出たところで、可能性が増すとは限りません。

むしろ、理解し得ない無限の可能性がある混沌の世界より、可能性を社会規則にできる世界の一員であり続けることこそが人間のあるべき姿なのではないでしょうか。

やや哲学的に言うならば、大きな物語を否定しても、小さな物語は残ります。また、小さな物語を否定しても、大きな物語は残るのです。
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