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史上最大の原油流出、収束か。 [時事問題:世界]

環境汚染は、どれほどまでに広がったのでしょうか。

セメント注入作業が終了、油井の完全封鎖に前進=英BP<8月6日 ロイター>
ヒューストン 5日 ロイター] メキシコ湾で起きた原油流出事故をめぐり、英石油大手BP<BP.N><BP.N>は5日、破損した油井の完全封鎖に向け行っていたセメント注入作業を終了した。これにより月内の完全封鎖に向け前進したことになる。
BPは、破損した油井内の原油・ガスの上昇圧力を軽減するため、今週泥状の液体を注入しており、次の作業として、泥状の液体の上からセメントを注入しふたをするとしていた。
今回の事故対応を指揮するタッド・アレン氏は「これで終わりではないが、これ以上の原油流出はないとほぼ言い切れるだろう」と述べた。
一方、セメント注入作業を終えたBPは「作業の効果を確認するため監視を行っていく」方針を示した。
破損した油井の完全封鎖には、掘削中のリリーフ井を通じた一段の泥状の液体・セメント流入が必要となる。アレン氏によると、BPはセメント注入作業終了後、24─36時間以内にリリーフ井の掘削を再開する見通し。 
流出の完全封鎖に向けて大きく前進したことで、BP、オバマ政権の双方にとってはひとまず胸をなでおろす状況となった。完全封鎖に向けた期待感から、5日の米ニューヨーク市場では、BP株は約3%高で引けている。
BP株価は6月につけた14年ぶり安値から大きく回復しており、ブリューウィン・ドルフィンのアナリスト、イアン・アームストロング氏は「BPが向こう5年間で破産するとみる人はもはや誰もいない」と述べた。


原油流出はたくさんの生き物を駆逐し、その後に渡り自然破壊を続けると言われています。
その被害は人類において共通の財産を侵害するものですので責任問題になるのですが、誰が責任を取るのかで今からもめることが予想されますね。
最終的な被害額も算定されていませんし、誰がどれだけ負担するかも決まっていません。
当然PBの負担が一番多いことについては、コンセンサスがとれていると思いますが、その他の関係した企業はどれほどの負担を強いられるのでしょうかね。

とりあえず日本企業にもかなり大きな負担を求めようとしているようですね。

三井物産、メキシコ湾事故で英BPから412億円の請求<08月 3日 ロイター>
三井物産は3日、米メキシコ湾の油田で大規模な原油流出事故を起こした英BPから、同油田に10%の権益を持つ系列の石油開発会社が4億8000万ドル(約412億円)の請求を受けたと発表した。
BPからは追加請求の可能性があるとしている。三井物産は支払いを留保し、今後も協議を継続するとしている。
請求書は三井物産が約70%出資する石油開発会社の三井石油開発の米子会社が3日時点で受領しているという。三井物産は、同日発表した2010年4─6月期連結業績において、鉱業権の減損などメキシコ湾事故の関連損失損失として80億円を計上した。会見した松本順一副社長は、4億8000万ドルの請求に関連して、「今回の案件に対する原因と責任を究明して負担すべきものなのかそうでないのか、(判断する)段階にかかっていない。もう少し時間がかかる」と述べた。
2011年3月期通期の連結業績(米国会計基準)予想は当期利益が前年比2.1倍の3200億円とする従来予想を据え置いた。
トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト11人の予測平均値3529億円を下回っている。10年4─6月期の当期利益は78.9%増の1025億円だった。通期予想に対する進ちょく率は32%。


まぁ、昔から日本の企業は交渉が苦手なので、ずるずると無駄にお金を吸い取られないように気をつけて欲しいものですね。

後は、何故か全く日本では報じられない韓国企業のヒュンダイはどれくらい保証するのでしょうかね。
世界中のビジネスパーソンから嫌われている韓国企業との交渉は大変でしょうが、PBにも頑張って欲しいものですね。

そういえば、一度だけ日本でも今回の原油流出事故で韓国企業が報じられる機会がありましたね。
流出後に、蓋をしようというチャレンジを行うと言うものでした。
失敗に終わったときのニュースでは、韓国企業という文字は削られていましたが(笑)
日本のメディアは在日だらけみたいですね。
そもそも事故の原因となったとき、三重に施された安全装置は、ことごとく動かなかったようです。
さすが韓国くおりてぃ(笑)

どちらにしてももっとも大きな教訓は、安いからと言って信頼の置けない韓国の企業に被害が広範囲にわたる可能性がある作業はさせないことですね。
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