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なりすましで超高齢時代へ。 [時事問題:地方]

今になって顕在化してきたわけではありません。
結構前から、指摘され続けてきました。
2030年には150歳以上のお年寄りが現れ、100歳以上のお年寄りは数十万人に上ること。
実際に本人が生きていないにもかかわらず、年金を受け取り続けているケイスが数万件あること。

<113歳女性不明>次男所在確認できず 住民登録地は更地<8月3日 毎日新聞>
東京都内最高齢とされる古谷ふささん(113歳)が杉並区の住民登録地に住んでいないことが判明した問題で、杉並区が古谷さんと同居している可能性があるとみて所在を確認していた次男(71)が、千葉県市川市の住民票所在地に住んでいないことが分かった。以前はアパートが建っていたが、現在は東京外環自動車道の建設予定地で更地になっていた。
警視庁捜査1課は、次男が古谷さんの所在を知っている可能性があるとして、行方を捜査し、聴取する方針を固めた。
杉並区は、住民票上は古谷さんと同居していることになっている長女(79)が「母は弟と住んでいると思うが、連絡先は知らない」と話したことから、次男の所在を確認していた。区職員が2日夜、次男の住民票所在地を訪ねたところ更地で建物はなかった。次男は81年にこの土地に住民票を移していた。
古谷さんと長女は、書類上は86年に市川市から杉並区に転入している。
長女は毎日新聞の取材に「母と最後に会ったのは86、87年ごろで、死んでいるか生きているかも分からない」と話している。
この問題は7月28日、111歳で都内男性最高齢とされた足立区の男性とみられる白骨遺体が見つかった事件を受け、杉並区職員が7月30日に古谷さん方を訪問し判明した。
田中良区長は3日に会見し「今後は可能な限り直接面接をするなど、長寿者の安否確認を確実に把握する方法を考えていきたい」と述べた。【神足俊輔、神澤龍二、山縣章子】

◇高齢者所在など把握に乗り出す…長妻厚労相
長妻昭厚生労働相は3日の閣議後会見で「1人暮らしの高齢者がどこにおられてどういう状態か把握するのは行政としても重要な課題」と述べ、高齢者の所在など現状把握に乗り出す考えを示した。
長妻厚労相は一定年齢以上の高齢者を念頭に「確認の在り方に問題があれば改善を自治体と協議する。1人暮らしの高齢者を地域社会にどう組み入れていくかは以前からの課題」として、把握方法を自治体と検討する考えを示した。【野倉恵】


今回大きく報道されている、都内最高齢の113歳女性や111歳の男性等はまだ問題ではありません。
113歳女性の件では、生きていると信じ保険まで払っていたようです。年金は受けていなかったことを考えても、高い悪意は感じられません。
ただ、生きていると言い続けていただけなのです。
また、111歳の男性についても、100歳以上のお年寄りの人数がそんなに多いわけではないのですから、本人を目視確認するようにすればすんだ話なのです。

では、まだ問題ではありませんと言った問題のケイスについて説明しましょう。

それは、本当に悪意があるパタンです。

若い90歳とかなり高齢に見える70歳では、むしろ後者が高齢に見えることでしょう。
すなわち、70歳の息子が90歳の父親を名乗ったとしても、誰も判断できないのです。
そして、父親の年金を受け取り続けることが出来るのです。

このような話は、既に結構前から指摘されています。
恐らく少なくはないでしょう。
なりすましで年金を受け取れないように、何らかのシステム作りが必要です。


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