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円戦後最高値更新間近!実行力のある円高対策とは。 [時事問題:経済]

日本はいつも自国を有利にする政策を嫌ってきました。
特に、自民党政権には、外国との関係において常に主張しない政策を取ってきたのです。

特に、日銀は、インフレを極端に嫌い、軽度なインフレが正常な経済状態だと言う経済の基本中の基本を守らないデフレ政策一辺倒なのです。
インフレに歯止めが効かなくなったときに、責任をとらされる事を嫌っているのでしょう。
まさに事なかれ主義の官僚思考ではないですか!

自分の任期中に何も起きないことのみを願い、未来のことは塵ほども考えていないのが、日銀総裁の致命的な弱点なのです。

本来日銀の仕事は、外の多くの国々がそうであるように、その時々において借金を返済できない事も想定して行動しなければならないのです。
全く成長を望まない、弱体のみの政策が間違っている事は、誰の目にも明らかでしょう。

<外為株式>円急伸一時76円30銭 戦後最高値にあと5銭<毎日新聞 8月11日(木)>
11日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=76円30銭まで急伸、東日本大震災直後の3月17日に海外市場でつけた戦後最高値(76円25銭)まであと5銭に迫った。
前日の米株価の急落やフランス国債格下げのうわさなどで投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な円が買われやすい展開が続いている。
10日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が前日比519ドル安に急落。
また、米国債に続きフランス国債の格付けが最高位の「AAA」から引き下げられるとのうわさが流れたこともあり、安全志向を強めた投資家がドルを売って円を買う動きを強めた。
11日の東京外為市場では、1ドル=76円台後半で取引が始まり、夕方にかけじわじわと円高が進んだ。戦後最高値に迫った直後、政府・日銀の円売り介入を警戒して、77円台に急落する場面もあった。
午後5時現在は前日比10銭円高・ドル安の1ドル=76円58~61銭。
一方、11日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均株価は一時、前日終値比200円超下落した。終値は同56円80銭安の8981円94銭で、2日ぶりに9000円の大台を割り込んだ。
円高による採算悪化懸念から、トヨタ自動車やホンダなど輸出関連銘柄が大きく下落した。ただ、上海や韓国などのアジア市場で株価が上昇したこともあり、午後の取引で下げ幅を縮めた。【大久保渉、浜中慎哉】


今のままでは、戦後最高値を更新することを避けることはできません。
先日行われた介入が殆ど意味をなさなかった事からも、200兆を超える外為市場でたった数兆程度の単独介入では全く何の役にもたたないことは明らかです。
ただ、傷口が癒えない事に努力しているだけなのです。

米国は逆介入に執心しているようのですし、世界の投機マネーも金と円に流れ込みます。

ある意味では日本の円への信任とも受取れますが、いい意味でも悪い意味でも円の価値が変動しない事を前提とされていることはとてもじゃないですがポジティブな要因とはならないでしょう。

そうです。
価値の変わらない通貨など無意味です。

アメリカのように、インフレを容認し、返すつもりのない借金を続けている国のようになれとは言いません。
しかし今こそ、このレッテルを突破し、日本版QEと国債発行で円を増やし世界を買い占めればいいのです。
共同出資でもいいのです、アマゾンやグーグルやマイクロソフトが日本企業傘下になるなんて夢があると思いませんか!?

日本の成長が、米国の我儘で一気にリセッションした屈辱は忘れてはいけません。敗戦根性や売国根性は今すぐすて、日本を盛り上げるための努力をするべきです。
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