SSブログ

グリー田中社長「あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき」 [時事問題:企業]

久しぶりに、ニュースのタイトルをそのままブログのタイトルに使ってしまいました。

グリー田中社長「あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき」<ニコニコニュース(オリジナル) 2011年9月15日>
国内最大級のゲームイベント「TOKYO GAME SHOW 2011」に、SNSサイト「GREE」を運営するグリー株式会社が初めて出展し、ゲームメーカー各社のなかで最大級のブースを構えた。
同社の代表取締役社長・田中良和氏は初日となる2011年15日に講演を行い、あるデザインのゲームが流行ったときには「それと同じようなものを作りまくるべき」という、自身のゲームデザイン観を語った。
田中氏は26歳のとき1人でSNSサイト「GREE」を作り、1ヶ月で1万人の会員を集めた。その後、グリーを設立し、社長に就任。
「GREE」の会員数を全世界で1億4000万人にするまで成長させた。「GREE」をはじめとするSNSサイトでは、ソーシャルゲームとよばれる他ユーザーとのコミュニケーションを軸としたゲームが数年前から人気を博している。

このソーシャルゲームについて、「似たようなゲームが増えている気がするが、新機軸のソーシャルゲームは今後、登場するのか?」と問われた田中社長は、「GREE」でも当初は釣りやペットを扱ったゲームが流行っていたものが、現在では戦国時代を扱ったものが中心になっていることを挙げ、「ゲームデザインというものは徐々に移り変わっていく」としながらも、
「重要だと思うのは、あるゲームデザインが流行ったときには、それをコアにしていろんなモチーフのゲームを作るべき。作り手は飽きてしまうので、『新しいものを』という考えになりがちだが、ユーザーとしては『まだまだ同じものが欲しい』という状態である。そういうとき(作り手)は早く変化しすぎずに、(ユーザーが)いま欲しいと思っているものを提供するべき」
との考えを示した。また、「子供の頃、アニメ『魔神英雄伝ワタル』が大好きだったが、作者は次に全然別のアニメを作って大コケした。けれどその後、『魔神英雄伝ワタル2』が作られ、爆発的にヒットした。作者はのちに雑誌で『次のアニメにいくのは早すぎた』と回想されていた」という話を引き合いに出し、
「それと同じで、ある流行っているものがあったら、同じようなものを作りまくるべきだと思う」
と語った。


広告費にお金をかけ、後は外の作ったものに限りなく似た商品を作り続けるのが一番失敗しないという事を言っているようです。
確かに経営判断として間違ったことを言っているようには見えません。
ユーザは、似たようなゲームを欲しがっているのも事実です。
しかし、それをゲームショウで言うのは異常としか言い様がないですね。
それに、続編アニメを例にあげていますが、流行った物を限りなくコピーして失敗している例も多くあるのも事実です。
ファービ人形が流行った後に、ファービッシュ君が流行ったという事実はありません。
自社が作ったブランドについて、続編を作ることと、他人の作ったブランドをコピーすることは全く違うという矛盾に気づいていないのでしょうか。
ファービ人形が売れたから、それと間違ってファービッシュ君が売れると同じような事を言っているのです。
何故続編と流行りに乗った模倣を同列で考えるのか。

特に、先進的なゲームを紹介することを楽しみにしているファンが多くいるゲームショウで、記事にもならないこのような発言をするのは最強のKYなのでしょう。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。