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TPPは是か非か。 [時事問題:世界]

以前もTPPについてエントリーしたような気がしましたが・・・忘れました。

TPPが日本に必要かどうかという問であれば、恐らく必要であろうという結論に達するでしょう。
なぜなら、アメリカが日本がTPP参加国でならないなら、シェールガスを輸出しない方針だからです。
すなわち、宗主国のアメリカが日本に参加しろと言っているのです。
参加しないというのは、困難ではないでしょうか。

農業がどうのという、よくわからない反論をする人もいますが、これは捨ておいていいでしょう。
日本よりもはるかに小さな国が食料自給率を高いレベルで保ち、更に輸出をしていることを見るに、明らかに日本の農業政策は失敗しています。TPPがどうのという問題では全くないのです。
保険分野に対する懸念であれば、まっとうな意見の可能性がありますが、農業分野を口にする人々は基地外か反日でしょう。悪しき制度である、戸別保証を更に強くするように主張する基地外もいるくらいですし。
TPPに反対している暇があるなら、一刻も早く、法人の参入を受け入れるべきです。
もはや時期に遅れた政策であることは、言うまでもありませんが・・・。
TPPで農業を口に出す人々は、このようなことを法人参入に反対していた人々と同じである気がします。
法人の農業参入には賛成だが、TPPには農業分野に対する懸念から反対するという立場の人がいるなら真っ当な可能性もありますが、いらっしゃるのでしょうか。
むしろ農業分野より、遺伝子組み換え農作物等の非表示化や、外食産業への不信が強くなりそうな懸念のほうが真っ当だと思います。外食は今でも不安要素はそれなりにありますが。(笑

さて、デメリットもあるTPPですが・・・やはり入らざるをえないのが残念なところです。
更に残念なのは、政権をとるまでに言っていたことを全て反故にし、反日色が強くなってしまった民主党政権が続いていたおかげで、TPPへの参加が遅れに遅れてしまった事です。

これそこ本当に日本の不幸でしょう。

「5項目全て」は困難=例外獲得で厳しい交渉
時事通信 2013/4/20 23:06
 環太平洋連携協定(TPP)交渉に途中から飛び込む日本は、コメなど農林水産分野の重要5項目で、関税撤廃の例外措置を獲得することを目指す。しかし、ニュージーランドなど先行交渉国は原則100%の関税撤廃という高いレベルの自由化目標を設定。TPPが大幅な例外措置を容認する「2流」の自由貿易協定(FTA)に変質しない限り、5項目全てを例外扱いにする目標は現実味が乏しく、日本は厳しい交渉を強いられる。


当然、先行国が決めたことは1文字足りとも変更しないというのがルールですので、センシティブ品目の例外扱いが難しい可能性があります。
しかし、まだ目標段階なので、可能性がないわけではないのです。
もちろん、最終合意までは離脱することができるわけですし、可能性にかけてでも交渉すべきでしょう。

7月からの交渉は楽しみですね!
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