SSブログ

魔女裁判!?何故堀江被告は実刑か。 [時事問題:未分類]

ライブドア事件の首謀者とされる堀江被告に16日、審判がくだりました。

わたしも仕事の傍らテレビにかじりついて見ていたのですが、なんと2年6ヶ月の実刑判決。

東京地裁が「粉飾額は小さい」としながらも実刑を選択したのは、「成長企業と見せかけるための粉飾」がマーケットに与えた悪影響の度合いを重視でした。

ここからYahooより転載。


判決では、自社株売却益の還流計画は元取締役、宮内亮治被告(39)が中心だったと判断し、宮内被告らとの共謀関係だったとするにとどめながらも、堀江被告のLD内での位置づけを「創業者で、犯行時は唯一代表権のある社長だった。絶大な権限があった」と認定。

そのうえで、自社株売却益還流は「新株を発行して、その売却益を売り上げ計上して業績向上を実現しているに等しい」と述べ、認められない“錬金術”だったと明確に「ノー」の判断を示した。

架空売り上げの一部については、LD元役員に堀江被告が送った「少し売上げつけてあげたら?」とのメールなどを根拠に、「実行を指示した」として主導者だったと認定した。

偽計・風説の流布についても、地裁は「株売却のため、株価の維持、上昇目的でうその情報を流した」と認定した。

そして、地裁は堀江被告が各犯行の結果、「人為的にLDの株価を高騰させた」と結論づけた。


さて、どう思われましたでしょうか。

ニュースを見ていると、「悪いことやったんだから当然」なんてインタビュアがいましたが。証拠がほとんどなく、捜査前から検察が作った妄想話を100%取り入れるなど意味不明の裁判を行った結果「悪いことをやった」事にされただけで実刑です。

これを専門用語で「魔女裁判」と言います(笑)

あれだけお金をかいでいるわけですから、悪いことをやってることは間違いありません。

しかし、それだからといって捕まえて良いことにはならない。

悪いことをやってるというならば、どこぞのジョージ・ソロスや、某グッドウィル等は法の網を縫って人身売買に近いことを繰り返し、大きな金を得ています。こちらのほうが社会的に問題なのではないでしょうか。

社会に与えた影響で言えば、当然日興コーデのほうが大きいわけですが、上場廃止すらならない不思議ぶりでした。

それに、今回の判決は堀江被告のみに責任を転嫁しようとしているようですが。投資家はほとんど影響を受けていないはずです、いまだに持ち続けている人も多いわけですし。影響を受けたのは、投機家やベンチャーバブルで沸いていたベンチャー会社がメインなのです。自分でリスクヘッジもできない脳味噌で数億の借金を抱えるほどの投機を行うこと自体が愚行なのです。これを裁判所が助けてはいけない。

リスクヘッジを考えて行動している一般的な人たちに不平等ではないでしょうか。

借金して宝くじを購入したり、競馬をやって外れた馬鹿な人間がいるのと同じことです。

他にも大きな責任があります。

マスメディアは連日連夜投機を推奨する報道やライヴドアの広報活動を行い、投機家を増やしてきたじゃないのですか。そこで検察が踏み込み株価が下がりました。

投機行為などの愚行を推奨したマスメディアや、改善命令を行う前にいきなり踏み込むというおかしな行動を取った検察の責任はないのでしょうか。粉飾があるのであれば、まず命令が先にあるべきなのです。

この点が不可解すぎます。

つまり、今回の裁判は、株価が下がった以上、検察の非を少しでも認めると国の責任になりかねないので、あることないことすべて検察の妄想話を受け入れちゃえ★

と、解釈できるわけです。

見せしめにより、真実が有耶無耶になっていることにも注目すべきです。

このような魔女裁判的見せしめが繰り返される日本は、世界で人権問題では発展途上国だといわれ続けてもしかたないです。

日本は、毎年国連から人権を認めろと警告を貰っています。せめて国連から人権問題の警告をもらわない様な国にしてほしいと切に願います。

それが美しい国ではないのでしょうか。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。