九州国立博物館。 [日記・感想]
さて、先日たけしの誰でもピカソという番組で、博物館特集がありました。
それに触発されたかどうかはわかりませんが、博物館に行きたくなり、大宰府の九州国立博物館まで足を延ばしてみました。
いつもは福岡市の方へ行くので、九州国立博物館は初めてだったのですが、親交のあるご近所さんが設計を行ったという事もあり、興味があり行ってみました。
なるほど、設計にこだわったというだけはあり、とても美しい外観で、吹き抜けガラス張りは圧巻です。
しかし移動が激しく不便でした。
一般客がとめる駐車場からかなり急勾配の坂道が数十メートル。当然帰りはこの坂道を登って行かなくてはいけません。
それだけなら良いのですが、何故かチケットを購入すると、展示室へはエスカレーターで登って行きます。
なんと、展示室は駐車場のすぐ近くなのです。
展示室と駐車場が同じ場所なのに、かなり急勾配数十メートルの坂道を上り下りさせられる意味がわかりません。
足腰が弱い人に優しくない博物館だ。と言えるでしょう。
展示室に入り、特別展などは行われていなかったため、通常営業の展示品のみでした。
展示品は、9万年もの昔から近代までの九州を中心に世界との交流等に関係が深いものを展示している、歴史を感じるものでした。
バーチャルシアターのCGが、設備の割りにしょぼかったのがちょっと残念でしたが(笑)
最近の数百年の権力者は宗教を利用し統治して来たことを証明するかのごとく、展示品は宗教関係のものが多いのも残念です。
個人的には、仏像には興味が持てません。
それに比べ、歴史を更にさかのぼり、数千年から数万年の昔の鏃や鏡、勾玉等にはとても興味を惹かれました。いったいどのような儀式により統治を行っていたんだろうと(笑)
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