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GOOD-BYE コムスン? [時事問題:企業]

お久しぶりです、今日もマイペースで行きましょう♪

試験が迫っていますがいろいろありまして、無気力になりつつあるので気を紛らわすために気になるニュースをエントリー(笑)

 

訪問介護大手「コムスン」(東京都港区)厚生労働省から介護事業所の新規指定などが認められなくなるようです。

この問題を受け、親会社のグッドウィル・グループ(GWG)は6日、コムスンの全事業を、同グループ連結子会社の施設介護会社、日本シルバーサービス(東京都目黒区)に譲渡する方針を決めたと発表しました。

更に譲渡する理由として「顧客へのサービス継続と従業員の雇用の確保を最優先するため」としていますが・・・


コムスンの不正認可、及び不正報酬取得事件を受けて、グッドウィルグループは、12月末より4月10日までの長期に渡り、読売新聞朝刊の記事に対し、"一切事実無根であり、悪意に満ちた事実誤認。介護報酬を過大請求していた疑いがあったわけでは一切ない。"とホームページ上に見解。しかし、たとえば東京では、2億にものぼる保険対象外の介護報酬の請求で不正があった事実が明るみになり、実に掲載より4ヶ月も経過した4月23日になり撤回し、更に謝罪文を掲載した事は記憶に新しいと思います。

不正認可や、不正報酬取得は、指定廃止の要件を構成します。ゆえにコムスンは、指定廃止を恐れて、行政処分が下る前に自らその店舗を廃業し、行政処分逃れを行ってきました。すなわち、介護を受けるべき老齢者達の事情など微塵も考えることなく、高いネームバリューを利用し新店舗を建てては不正を行い、不正が明るみに出、行政処分を受ける前に廃業を繰り返してきた事実があったようです。
この時点で、子会社に全事業を譲渡する理由としての前段部分、「顧客へのサービス継続」に関して興味がない事が見て取れます。更には後段の従業員の雇用の確保に関しても、言える見えざるもう1つの理由が見えてきます。

すなわち"金"の為です。

従業員を解雇すると経営責任を問われますので、それはできません。ゆえに従業員を解雇せずに、さらに"介護"と言う莫大な、つまり数百億という"ドル箱"を切り離すわけには行かなかったと言う条件が見えてきます。

(以下Yahooから)



厚労省の指導で介護事業所の新規指定と更新が5年間認められなくなり、コムスンの事業所は現在の2081事業所から2011年度には426事業所にまで減少する見通しとなった。GWGは、日本シルバーサービスに事業を譲渡することで、コムスンが行っている訪問介護事業は継続できるようになるとしている。


まったく反省の色が見えないのは私だけでしょうか。

政治と金の問題で、税金を湯水のごとく使い続けてきた官僚が顔を出さずに、インタビュアに対しても"ノーコメント"を繰り返し責任も取らない事で批判が相次ぐ中、大企業でも看板を変えるだけで不正が赦されてしまう自体は大変由々しき事態であります。

権力を持つものの浅ましさ恐るべし。

官僚も企業も責任を取れ。 

さすが人身売買会社と名高いグッドウィルだとよくわかる事件です。そして、ほかに力を使うところがあっただろうと感じられた方は多かったのではないでしょうか。


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