自民党石破氏"たばこ減税すべき"、たばこ増税を受けて。

まるで野党時代の民主党ですね。
しかも、まったく説得力がない分民主党以下とも言えます。
自民党も民主党も野党になっても与党になっても同じ政党だと錯誤してしまうほど似ています。

たばこ増税「適切でなかった」＝自民・石破氏<時事通信 9月9日>

自民党の石破茂政調会長は9日の記者会見で、10月1日のたばこ税増税について「（かつての増税では）見込んだ税収が得られていない。耕作者や小売業者への配慮を欠いたもので、決して適切なものではなかった」と批判した。適正な税率については「早急に（自民党の）案をつくりたい」と語った。　

石破氏のことは政治家として嫌いではなかったのですが、ここまで狂ったことを言い出すとは思っても見ませんでした。

最初にした説得力が無いというのは、自民党時代に15年間で少しずつ値上げを繰り返し結局150円以上の値上げをしたにもかかわらず適切でなかったと批判している部分です。

民主党より問題なのは、サラミ攻撃のように長い時間をかけてちょっとずつ奪ってきたということです。

適切でなかったといまさら言うのであれば、自民党が15年間にもわたり繰り返してきたことが理解できていなかったのか、または、適切でない事を理解しつつ続けていたということになります。
前者であれば、15年間かけても理解できなかった無能だということになりますし、後者であればもはや詐欺です。

つまり、石破氏の言うことはまったく説得力がありません。

そもそも、日本のたばこが安いことは指摘されているとおりですし、先進国のたばこ価格と日本の物価から考えると1200円くらいが妥当なのです。
そして、喫煙者のほとんどが未成年でタバコをはじめていることから、ドラッグの安易な導入としても懸念されています。
原因は子供が買い易いからに他なりません。タスポとか言う官僚の天下りの為だけに作られたシステムがまったく意味を成さないのは皆様ご存知のとおりです。

たばこ自体には特に反対はしないのですが、他人に迷惑をかける人はやはり問題です。
したがって、例えば飲酒運転のように厳罰化して行けばいい話しなのです。
なぜか飲酒運転は厳罰化の方向に進むのですが、たばこに関しては非常に軽いですね。
もちろん、飲酒運転は命がかかっていますので、たばことは一概には言えませんが、小さな子供がいる場所での喫煙に非常に高い問題がある事は理解できると思います。
従って、禁煙エリアでの喫煙は罰金500万等と高めの設定にして、全て国庫に入れてしまえばいいのです。
税金をあげるより稼げるんじゃないでしょうか。
仕事をするのがいやでいやで仕方ないためスピード違反で点数を稼ぐ日本の警察が、スピード違反の代わりに取り締まればいいのです。
愛煙家は、自分のテリトリで喫煙を続けて行けますし、罰金で喫煙エリアをしっかり確保すれば愛煙家が肩身の狭い思いもしません。
乳幼児がいる部屋で、禁止しても喫煙するのであれば即傷害罪として大きな慰謝料を請求できるようにすればいいのです。
DVよりよほど問題があるじゃないですか！